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菜香樓のこだわり


広東料理の歴史
[其の一]歴史について
[其の二]広東料理の菜
[其の三]広東料理の点


菜香樓こだわりの美学
〜ミニコラム〜

[第一回] 麺
[第二回] 甘味
[第三回] 飾り Ver.1
[第四回] 飾り Ver.2
[第五回] お酒(琵琶ワイン)
[第六回] (紹興酒)

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[第六回] お酒の美学 (紹興酒編)

 「琥珀色の老酒は?」と問われれば、中国の醸造酒「紹興老酒(ショウコウラオチュウ)」と答えたい。紹興酒は、ワイン、日本酒(吟醸酒)とともに世界三代美酒のひとつです。

 故郷は揚子江デルタ地帯の浙江省紹興市で、縦横に走る運河に舟が行き交う風情ある街の名がお酒の名前。透明な鑑湖の名水、最高級のもち米と紅麹を使用し、甕の中でたっぷり寝かせるのが美酒の秘訣というわけです。日本に出回るものは、もち米を1割も多く使用した「加飯酒」が主流。

 新館では、薬膳酒としてもお勧めもの、中国から取り寄せた菜香樓オリジナルものなど、老酒だけでも9種類以上を常備しております。
 では老酒の美味しい飲み方を。美味しく酔うが一番ですが、夏は冷たくして、冬はお燗で、また干し梅を入れてもグーですが、やはり「常温をストレートで!」が最高でしょうか。

 氷砂糖を入れるのは、昔の老酒は品質が悪く氷砂糖でそれを補ったのが、飲み方として定着してしまったきらいがあります。
 中国で氷砂糖を要求しますと、「この紹興酒はまずくてこのままでは飲めない」と取られかねません。老婆心ながらご注意を。

 ほろ酔いのお席に老酒談義をひとつ。紹興の風習に、女子が誕生したらお祝いに頂いたもち米で醸造酒を造るというのがあります。
 生後一ヶ月の満月の日に親族を祝宴に招き、酒を入れた甕を殺菌密封して父親が甕を土中に埋めます。娘が嫁ぐ日、父親はその甕を掘り出し、母親は赤い紙に「喜喜」と書いて甕に貼り、美しい彫刻と彩色を施して、花嫁道具「嫁酒」として持たせました。これを「女児紅」、男子は「状元紅」といいます。状元とは科挙の最高位合格者のこと。美酒に美談、ほんわかほんのりお楽しみください。

2007年1月1日発行 紅絆36号より




更新日 Friday, August 03, 2007

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菜香樓 中国大連店(2007.06.22OPEN)